発酵祭り・その2 生プレーンコンブチャからのスコビー育成記録
昔日本で流行ってましたね。紅茶キノコ。
それをコンブチャって言うんだ!ってのは去年知りました。
今日本でも流行ってるみたいですね。
逆輸入で盛り返してるってのは靈氣と通じる所があります。
wikipediaによると、コンブチャはモンゴルが発祥みたいだから、ちょっと違うけど・・・
こっちのオーガニックスーパーでは、いろんなフレーバーのコンブチャ量り売りもしてます。
先日初めて行ったオーガニックスーパーで、キンキンに冷えたこの生コンブチャを見つけました。
日本円で400円強。
これは蓋を開けて常温に戻した状態です。
「コンブチャ作ってみたいけど、スコビー(マザー)から育ててみたいな〜」と思っていたので、購入してみました。
スコビーっていうのは、デロンとした菌株で、例の紅茶キノコです。
これがないとコンブチャは作れない、みたいな事を書いてる人がいますが、このコンブチャの沈殿物を見て、
「これはスコビーのカス?ここからスコビーを培養できるかもしれない・・・」
と思いつきました。
ちょっと調べてみたら、やっぱりフレーバー無しの生コンブチャからなら作れることが判明。
だよね〜!
甘い紅茶を日陰で放置して、うまく発酵してお酢になってきたら、スコビーができるんでしょうね。
きっとモンゴルの人はそこから始めたんだろうな。
私はそこからやる勇気ないけど・・・
買ったコンブチャを瓶に3分の1くらい入れて、常温まで冷ました甘い紅茶を継ぎ足しました。
TWINIGの普通のヤツです。
ちなみに、日本のレシピだと砂糖10%が多いのですが、英語のは5%が多かった。なので、間をとって7%にしてみました。
このお砂糖は菌の餌なので、発酵進むと甘さは消えます。
そして砂糖が多いと発酵が進みやすくなるけど、多すぎるとお酒になってしまうらしいです。
オーガニックのきび砂糖を使用。
はちみつもいい、という記事も見ました。
でも、甜菜糖とか黒糖は向いていないそう。
沈殿物が浮いてきました。
ここからスコビーが育っていくのかな。
ペーパータオルをゴムで止めてフタをし、なるべく動かさず、暗い所で培養します。
酵素ジュースや天然酵母と違って、お酢を作る要領なので、勝手が違いますね。
1日目。
わかりづらいけど、薄っすら膜が張ってます。
3日目です。
表面のでろでろが分厚くなってきました。
このでろでろがスコビーです。
液を綺麗なスプーンで味見したら、甘みが消えて酸っぱくなってます。
成功です!
本当はもっと分厚くなるまで育てた方がいいっぽいけど、早くフレーバー付けて楽しみたいので、ここで培養(一次発酵)終了。
二次発酵では、甘さのあるフルーツやスパイスを入れてフレーバー付けします。
液を3分の1取り出し、一時発酵用の継ぎ足し用に再度作った甘い紅茶の余りと、オーガニックのリンゴを入れてみました。
この時は蓋をきちんと締めます。
1日半経つと・・・
蓋を開けるとシュワシュワ!
味は、お酢が入ってるアップルサイダーって感じです。
美味しい!
リンゴはスカスカで味が抜けてます。
サイダー繋がりで、昨日身を以て知った、豆知識を披露しましょう。
サイダーって、シュワシュワ炭酸ジュースの事だと思いますよね?
英語でリンゴジュースの事なんです!
3リットル入りの「アップルサイダー」開けてみて、知ったとです・・・
よしこです・・・
フランス語表記の方撮っちゃったけど、裏にはapple cider って書いてあります。
そして、パンパンに入り過ぎて、めちゃめちゃ注ぎにくかとです!
カナダあるあるです。
全て盛りが多すぎる。
コーヒーもよくカップにすりきり一杯以上、表面張力モリモリ入っていて、こぼれて大変な目にあうこともしばしば。
まあ、期待してたシュワシュワ「アップルサイダー」が飲めなかったから、コンブチャで飲めて良かった、と言うことにしよう。
このリンゴジュースは二次発酵のフレーバー付けに使います。
量多すぎるけど・・・
所で、紅茶のカフェインは発酵過程で消えたりするのだろうか?と思い調べたけど、そんな記事は見つからず・・・
カフェインが氣になる人は、ルイボスティーで作るといいですね。
しばらく酵素ジュースの代わりにこっちで腸活してみようかと思います。
ちなみにココナッツウォーターで出来たスコビーがナタデココなんだって!
昨日違う瓶に薄っすら出来てたスコビーを味見したら、食感同じ!
ナタデココ目当てでスコビーを培養してみようか・・・
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