発酵祭り・その１ 麹作り大成功！
カルガリーに来て、ヨーグルト、甘酒、塩麹、味噌、ぬか漬け、水キムチ、納豆などを仕込んできましたが、麹は２回失敗しました。
今回サーモスタット付の植物・爬虫類飼育用ヒートマットを使ってあっさり成功したので、覚え書きとして忘れないうちに記録しときます。
納豆菌がここに住み着いてて、麹が納豆になっちゃったらどうしよう・・・って思ったけど、大丈夫でした。
納豆菌はめちゃくちゃ強くて、麹カビちゃんはとってもデリケート。
麹作り前は2日前から納豆断食です！
前回までの失敗原因は、
温度管理（恐らく高温になりすぎた）
湿度管理（１度目は高過ぎ、２度目は低過ぎ）
だったので、ここんとこをしっかり踏まえてリベンジ！
まず、７分搗き米を1日浸水、ざるに上げて水切り後に蒸します。
蒸し器は無いので広がるザルを使って、オーブンペーパーに米を包んで蒸しました。
更にインスタントポットにも、すのこの上に包んだ米を入れて、同時に蒸し上げ。
やっぱりオーブンペーパー使うととても楽です。
上から水が垂れてもいいように、ふわっと包み込みます。
蒸しあがったとこ
ここで、飯台みたいないいものが無いので、クッキー焼く天板にタオルを敷いて、新しいオーブンペーパーを上に置いて、この上で蒸しあがった米を混ぜ混ぜして冷まします。
前回タオル入れないでおいたら、ペーパーの下に水たまりができてました。
４０度くらいに冷めたら菌を茶こしで振りかけ、手でよく混ぜ混ぜ。
温度計を差し込んだらペーパーごと包み、更に手ぬぐいで包んで解けないように固定、その上からマットヒーターで包み、バスタオルで包みます。
サーモスタットは３２度でセット。
保ちたい温度は36〜42度ですが、商品レビューで設定より高くなりすぎた、みたいなのがあったので、低めにセットしました。
これで一晩おきました。
２４時間後、米を解いてまたしっかり包み直し、４時間くらいしてから広げる、というのが定番のやり方なのですが、急遽家族で出かけることになってしまい、慌てて熱湯をかけて温めた天板に米を広げ、濡らして絞ったペーパータオルを２枚ふわっと乗せました。
天板の下にはもう一枚逆さにした天板を置いて、その上に保温マットを置き、米のセットされてる天板とでサンドイッチ状態に。
米に温度計を差し込み、再度ヒートマット&サーモスタットをセット。
この時３１度くらいまで下がったけど、ヒートマットちゃんを信用してお出かけ！レッツゴー！
クーラーボックスはバスタオルで蓋がされていて、蓋はしてるけど隙間が開いた状態です。
夕方帰宅したら、こんな感じ！表面は既にモフモフ！
４０度くらいに上がってました。
再度しっかり混ぜ混ぜします。
乾いてたペーパータオルも、再度洗って絞ってまた敷きます。
ここからはもう自分で熱を出してくれるので、温度計だけ差し込んで、保温マットは外しました。
そのあと寝る前に様子見に行くと、４２度まで上がっていたので、再度かき混ぜ、ペーパータオル濡らし直して、クーラーボックスの蓋は全開にして、部屋の窓も開けて少し温度を下げました。
翌朝出来上がり！
仕上がりの温度４０度。
種菌仕込んでから４５時間くらいで完成！
食べてみたら、栗の味が！
完璧です！
今までは、なんだかほんのり酸味がある甘酒のような・・・
ちょっと違うな・・・って味がしてました。
モフモフがちゃんと下まで行き渡ってます。
ヤバい・・・嬉しすぎる！
こうなると醤油を麹から作ってみたくなっちゃうじゃないか！
買っちゃったじゃないか！
今回１行程すっ飛ばしたのでどうかな・・・と思いましたが、ちゃんとできました。
すごいなヒートマット＆サーモスタット！
あ〜やっとこれで納豆が食べれる〜❤️
次回は発酵祭りその２・コンブチャ編だよ！
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