バンクーバー旅行記・色々あったけと終わりよければすべてよしの、帰路編
旦那は「道中一泊しないでこのまま帰る」と言いながら、チェックアウトもゆっくりでSurreyでベリーを買ったり、こんなんで本当に辿り着けるんかな〜と思いながら助手席に座ってました。
でも専属運転手に全てお任せなので、「まぁ無理だとなったらどっかに泊まればいいさ」と言う感じで私は助手席で爆睡する予定が、この日は激アツで私の席だけ直射日光半端ない・・・
(後部座席には旦那の自転車などの荷物がいっぱいで移動できず)
あ〜泳ぎに行きたい!
とジリジリしながらのドライブでした。
まぁそんなこと言いながらもエアコンをガンガンにつけてスカーフを頭から被ったりして、道中クーラーの効いたレストランで涼んだりして、美味しいもの食べたり寄り道したりと楽しく旅を続けました。
行きに立ち寄ったサーモンアームのフルーツスタンドが良かったので、帰りも寄り道。
チェリーはイマイチフレッシュじゃなかったので、ブルーベリーを箱買い。
行きの時は煙でモクモクでしたが、帰りは澄み切った空だったサーモンアーム。
ここで急遽湖に涼みに行くことにしました。
灰の影響か、水が白く濁ってあまり綺麗ではありませんでしたが、私は一人で泳ぎまくり(前世カッパかも)。
言い出しっぺの旦那は運転に疲れたのか、木陰でうとうとするだけで水には入らず。
娘も木陰でボケーっとしてました。
ここを過ぎると一気に山火事の煙がもくもくしてきました。
行きに見た光景よりもやばい感じ・・・
いつ道路も通行止めになるか分からないので、こまめにGooglemapsをチェックしながらヒヤヒヤドライブ。
行きに宿泊したレベルストークもかなりひどい煙で、トイレ休憩だけでこのまま突っ走ることに。
夜11時くらいにゴールデンという街に着く少し手前。
Googlemapsを見ていた娘が、家路に着く時間が大幅に遅くなっていることに気づきました。
見ると、ハイウェイ1が突如夜間通行止めに!
このままだとかなり大回りしないと行けません。
こうなったらこゴールデンに泊まろうと宿を探すものの、どこも空いていません。
みんな同じような状況なのでしょう。
ティムホートンズやガソリンスタンドには家族連れの車が沢山停まってます。
私は車中泊でもいいかなと思ったのですが、旦那は相当疲れた上に外で蚊に刺されてイライラマックス(女子並に虫大嫌い)。
「ラジウムホットスプリングスに行くぞ!」と遠回りルートの移動を始めました。
旦那がキレながら運転してる脇で、私はめぼしい宿に電話して予約しようとしてる最中に携帯が圏外になり、こいつはもう流れに身を任せるしかない・・・と、若干「どうなるんだろう」「温泉楽しみ」「なんか冒険っぽい」とワクワク(旦那に怒られそうなのでこっそりワクワク)。
旦那はワクワクどころではなく、道に突然スカンクが出てびっくりしたり、他の野生動物が飛び出してこないかハラハラしながらめっちゃ緊張してました(ありがとう)。
なんてったってこんな場所でトラブルにあったら助けも呼べませんからね。
そんなわけで無事目的地までたどり着き、電話していた宿を探し当てると看板に「満室」の明かりが。
それでも一かバチかで緊急用電話番号にかけ直すとさっき話していた人に繋がり、無事に泊めてもらう事が出来ました。
車中泊するかもと思っていたので、ベッドで休めるなんてなんてなんてありがたいんだ〜という気持ちで一泊させて貰えました。
後から聞いた話では、周辺の山火事から逃れて来た人たちでこの辺りの宿はいっぱいで、行き当たりばったりでよく泊まれたねと言われました。
翌朝、せっかく来たからにはこの辺りを観光して、温泉にも入ろう(温泉と言ってもプールで泳ぐ感じ)と、ガソリン入れたりゆっくりしてから温泉に行ってみると、すでに物凄い列が出来上がってました。
どうやら第一陣めに入るには、早めに並ばないといけなかったらしい。
しばらく並んでいましたが、先に入った人たちが出てくるまでにおそらく1時間以上かかるだろうという事で、温泉は諦めて周辺を観光したりしながら家路に着くことにしました。
帰りにまた湖に寄ろうと言っていましたが、どうやら私と娘が爆睡していたらしく、そのまま素通り(残念)。
バンフまできて、あ〜やっと戻ってきた!という気持ちに。
行きにはこの辺りも煙がひどかったのですが、風向きのおかげか美しく晴れ渡っていて、カルガリーもこの日とその翌日は、空が澄み切ってました。
そんなわけで丸7日間の旅。
なんだかんだ色々あったけど、ぎゅっと中身が濃い、楽しい旅でした。
専属運転手さん、どうもありがとう!
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